2013年09月25日

スキンシップとマッピング

お早うございます、皆さん。
りんたパパです。

今朝も、普段よりも遅い電車に乗っている、りんたパパ。
あゆちゃんのカゼがまだ良くならず、小山市の義父母が看病のためにりんたパパ宅まで来てくれました。ところが、あゆちゃんは義母(おばあちゃんですね)がなぜか苦手で、抱っこされると泣いちゃうんです。
やむなく、りんたパパが抱っこして、寝かしつけてから家を出てきた次第。
ホントーに、すみません・・・。
どうかよろしくお願い致します。


バタバタのさ中、見上げる宇都宮の空は曇り空。
小雨も降っていますね。
9時現在、気温は22.1℃。
日中の最高気温は25℃と予想されています。
今日は一日雨が降ったりやんだりするようですね。
傘は必携ですよ。

台風20号の動きも気になります。
どうやら本州には上陸しないようですが、台風の接近に伴う天候の悪化が懸念されます。
気象情報はこまめにチェックしましょう。


昨日の記事で、仕事のメールを送ったと書きましたが、これは先週土曜日に、毎月訪問しているさくら市の知的障害者施設に行った際の報告書です。
先月からこちらの施設に作業療法士さんが関わるようになってくれましたが、この作業療法士さんから、ある利用者さんを見て意見が欲しいとの依頼を受けました。

この利用者さんは、若い女性ですが、1か月半ほど前まで、同じ施設の別の建物から現在の建物に移ってこられました。新しい建物で、新しく担当になったスタッフから、歩くのが不安定で、転倒するのが心配だとのご相談を受けたそうです。
膝の変形や筋力の低下などを心配されたようですが、実際にりんたパパがお会いして見たところ、そうした関節や筋肉など運動器の問題は殆ど見受けられませんでした。

この方が動けない理由は運動器の他にある、とりんたパパは考えました。

実はこの方は視覚障害のある方だったのです。
土曜日にこの方にお会いする前に、この方が7月まで在籍していた建物のスタッフに会って話を伺ったところ、そちらでは歩くことに関しては殆ど問題は無く、転倒したことも無かったそうです(実際にこの方に関して、過去にりんたパパが相談を受けることはありませんでした)。

視覚障害を持つ方は、ご自身の周囲の状況を頭の中に仮想の地図として記憶していきます。ご自身の居室から廊下に出て、このくらい進むとトイレがあるとか、こちらに曲がると、デイルームがあるなど、独自の感覚に基づいたマッピングが行われることで初めて行動が可能になるんですね。

慣れ親しんだ環境から初めての環境に移されると、こうしたマッピングが破綻してしまい、動くすべを失ってしまいます。
また、周囲の人も変わってしまいます。目が見えるのであれば、このエプロンをつけている人に聞けばいろいろわかるんだなと、スタッフの存在に気付けますが、慣れていない環境では声を頼りにスタッフを見つけるのは非常に困難です。

りんたパパは視覚以外の感覚をもっと活用するように、2つの提案をしました。
ひとつは周囲の状況を理解できるように、手すりを使ってご自身の居室から良く使うものの配置を手探りで覚えるようにすることです。

もう一つは毎日必ず声掛けとスキンシップを密に行うこと。
りんたパパが訪問した際、お近くで声をかけているとこの利用者さんの方から、りんたパパに手を伸ばしてきてくれました。
その手は、りんたパパの肩から、喉元に伸びてきました。
りんたパパが声を出す時に震える、喉のところに触れていたんですね。
りんたパパには、彼女がそのビリビリとした振動に触れることと声を聞くことで
声の主の人となりを深く感じ取ろうとしているかのようにも思われました。

私達は様々な感覚の情報を得られることで自分が今どこにいるのか、今がいつなのか、話している相手が何者なのかなどの状況を理解し、安心感を得ています。
視覚障害者の方の場合は視覚以外の感覚、触覚や聴覚による感覚の入力が十分に行われることで、初めての環境に対する不安感は少しでも緩和できるのではないかと、そう考えたんですね。


こうしたアドバイスを行うのが、りんたパパが「PTらしくないPT」といわれてしまう原因なんですが、その方にとって何が必要で現在何が足りていないのか、そんなことを考えると必然的にこうした発想になってしまうんです。

次にこの利用者さんにお目にかかるときには、もっと活動的になって笑顔が増えていてほしい、そう思いながら報告書をおくったりんたパパでした。


それでは今日も行って参ります。


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